変化を恐れず、
新たな未来へ

池田 昌史

テクミラホールディングス株式会社
代表取締役社長

当社グループの創業は2004年。企業の歴史としては決して長いわけではありませんが、そのなかでも世界は大きく変化し、また予想もしなかったことが毎年のように起きています。IT業界においても、スマートフォンの台頭や海外企業の参入による市場のグローバル化、5Gサービスの開始など、業界を揺るがす変化が目まぐるしく起こり、多くの企業がその波に乗り切れず淘汰されてきました。

そうした変革のなかにおいて、当社グループが生き抜いてこられたのは、創業時から一貫して「変化を恐れず、新しい時代にスピード感を持って適応すること」を志向し、実行してきたことによるものだと確信しています。
テクノロジーの進展により世の中のあらゆるものがIT化されていくなか、我々も社会やニーズの変化に応じて色々な事業を立ち上げ、この業界とともに変化・成長してきました。なかには、上手くいかなかった事業もあります。しかし、その一つひとつが「会社の歴史」という目に見えない大きな資産となり、変化への適応の過程で磨かれてきた知識や技術は、すべて今につながっています。これらを基盤として、ITサービスに必須な「ソフトウェア／ハードウェア／コンテンツ」という３つの事業領域を網羅した、独自性の高いDXコーポレートとしてのポジションを確立し今日に至っています。

多種多様な人材が集まり、
一人ひとりが輝くグループへ

「3」といえば、毛利元就の「三本の矢」の故事（一本では折れてしまう矢も三本まとまれば強く折れない）がありますが、当社グループにおいては、まずは三つの事業が各領域で確固とした位置を占めることを第一に目指しています。一つひとつが自立すること、さらに個性や強さを持つことが出来て初めて、シナジーにつながると考えているからです。それは“人”も同じで、社員にも一人ひとりが自分自身を磨き、それぞれの場所で輝きながらシナジーを演出する人材になってほしいと思っています。

そして、経営者として創業時から一貫している想いがもう一つ、それは「“人”をベースとした組織・企業であること」です。当社の経営理念、「TechnologyとCreativeで未来を創る」においては、テクノロジー(技術)は創るための手段であり、その中身は人のクリエイティビティ(創造性)から生み出されます。この理念の通り、会社にとって“人”は大切な資本であり、色んな才能や梁山泊のように腕に自慢のある多種多様な人たちが集まる会社にしていきたいという想いは、グループとしてこれから歩んでいくうえでも変わらず持ち続けたいと思います。

変化の先にある
これからの社会をリードする

最後に、日々の仕事において欠かせない「モチベーション」について。今やITは、社会変革の一端を担っています。そしてその旗振り役ともなるIT業界を選ぶということは、これから変わりゆく社会を背負って立ち、時にサポートし、リードしていくということです。
クライアントには社会的存在感のある大企業も多く、それを縁の下で支えるプロであるというプライドを持つこと、裏を返せばプライドを持てるだけのプロになるというモチベーションが必要です。それをもって、社会に貢献することのやりがいや喜びを感じる瞬間がきっとあることでしょう。
さらに、デジタルにはあらゆるアイデアやニーズを形にするポテンシャルが秘められています。そこから生まれたコンテンツやサービス、テクノロジーを通じて世の中を変える、楽しませる、サプライズを実現する喜び、ワクワク、そういったモチベーションを常に大切にしてほしいと思います。

世の中は常に変わってゆくものです。どんな伝統的な業界も大なり小なり変化していくことでしょう。そしてまさにその中心となるこの業界において、変化に新たな価値を見出し、恐れずに自らが変わることをアイデンティティとしていく気概を持ち続けてまいります。
この想いに共感してくださった方は、ぜひ、当社グループのドアをノックしてください。
そして、 “社会に貢献するやり甲斐”と新しい価値を提供する“喜び”“ワクワク感”を感じとってください。
新しい未来を一緒に創っていけることを楽しみにしています。